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梅雨明けは、誰がどのようして判断して発表するのでしょうか?





7月も半ばに差し掛かり、梅雨明けもまじか気になるところです。


さて、梅雨入りや梅雨明けは、実際には誰がどのように判断して発表しているのでしょうか?

1. 梅雨入り・梅雨明けの発表は地方ごとに気象台が担当

梅雨入り・梅雨明けの発表を行っているのは、地方ごとの気象台です。 ただ、北海道は梅雨前線の影響が明瞭にならないため、気象庁では発表対象外となっています。


2. 梅雨明けの判断基準には明確な定義はない

気象庁の発表する「梅雨明け」には、明確な定義が存在しません。 気圧配置の面では、梅雨前線が北上し、その地域から離れるか、梅雨前線の活動が弱まって消失するような状況を指します。 ただし、その後も雨が降る可能性があることに留意する必要があります。


気象庁の天気相談所によれば、梅雨明けは、曇りや雨の日が少なくなり、晴れの日が増えると予想され、天気図上では梅雨前線が北上し、太平洋高気圧が張り出してくると「梅雨明けしたとみられる」と発表されるそうです。


3. 梅雨明けの発表は速報値であり、秋に見直されることもある

梅雨入り・梅雨明けの発表は、速報値として行われ、秋になってから実際の天候経過を考慮して確定値として見直されることもあります。


昨年2022年も梅雨入り・梅雨明けの期日は、秋になってから大幅に見直しが行われ、地域によっては20日以上の修正が行われたこともあったそうです。


4. 梅雨明けが発表されない場合もある

日本付近の天候が8月上旬に夏の盛りを迎えると、その頃までに曇りや雨の日が続いてしまい、梅雨明けと秋雨の区別が難しくなるため、8月7日前後の「立秋」の頃までに梅雨明けが判断できない場合は、「梅雨明けを特定しない」として統計記録されます。

例えば昨年2022年は、、北陸地方や東北地方では、梅雨明けの速報的な発表が行われたものの、後日の見直しにより「梅雨明けを特定しない」と記録されました。





 
 
 

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